私達は創られた存在。
人間であった者は、違う存在へと創り変えられた。
私達の本当の目的は、“惑星ネーデの守護”。
しかし、今は違う。“全宇宙の破壊”、それが我々に与えられた新たな使命。
それを実現すべく、ただ破壊し続ける存在。
我々の創造主に誰かがこんなことを言った。
「ヒトがヒトを創るのは許される事じゃないわ」
我々はヒトではない。
それくらい自分でも理解しているつもりだ。
だが、彼女にそう言われるのは耐えられない。
それを言われたのは遠い昔。
今も彼女はいる。悲しい目をして。私は彼女にそんな目をしてほしくない。
だから。
これは賭だ。創造主を敵にする。命の保証はない。
「貴方がそれを望むのなら。私は貴方に従いましょう」
「命を賭けたゲーム?本当はそんなことをする気はないけど、アンタがやるなら付き合ってやるよ」
「自由を手に入れる戦いにはリスクがつきものだ。貴様に使われるのは少々癪だが私達を駒として使うがいい」
世界を救うため、そんな綺麗な理由なんて無い。
ただ、我々の自由を勝ち取るため。彼女の目から悲しみをなくすため。
ランティス博士。私は貴方に歯向かいます。
それが例え、貴方という神への冒涜となろうとも。
読んでくださり、有難う御座いました。
「1.冒涜」でした。 後書きという名の言い訳 .
ひねりなし(爆)。
タイトル考えるのって難しくありません? 俺は物凄い苦手なんです。
読み手を引き付けるタイトルってのが思いつきません。
黙々とこれからも作業します。
それと、再びランティスファンの皆様、御免なさい。かなり悪役になってますね。。
基本的に彼は本当にこんな扱いです(死)